鉄拳が実写映画化されると聞いてからはや何ヶ月。いよいよつたやでレンタル開始!
と、いうことで自分なりの感想やらもえやらをだらだらと

※注意書き
BL関係は伏せて書きますが、○○きゅんカッコイイ☆、××可愛い♪みたいなものは
あまり伏せていませんので気持ち悪いかもしれませんが注意してください。
偏見に偏見が重なり、一部のキャラにかたよってますごめんなさい。
それでも読んでやろうというお優しい方だけどうぞ。




世間でやけに評判の悪い我らが鉄拳の実写映画!
そのひどさは公式が「これはひどい…」言っちゃうほど!よっぽどだよ!

自分も鉄拳を知る友人と見ましたが、
『う、うん……』『ごめん…ちょっと眠い』
うわひでえ。

確かに、一般目線で見ればあんまりパッとくる映画では無いかもしれない…。
しかし邪な気持ちたっぷりで見れば、なんとも素晴らしい公式同人の完成!

まず吹き替えはゲーム声と同じ、この点だけでもう公式万歳。
日本語吹き替えはお子様向け?いいえ私たちのためです。
ただ何を勘違いしたのか、仁が
・チャラ男
・金に汚い
・マザコン

と、最後しか原作に沿ってない性格に仕上がっていて、新しい一面を見れた気分です。
口調もよくわからない感じになっていて、とても楽しいです。

こう、ウキウキしている間にストーリーが進んでいくわけですが、
何故か吹き替えの「ジン」が『ジェーン』に聞こえる。くそう、笑わせんな!

上に性格を書きましたが、この映画、仁が女たらしに描かれているせいか、
千葉さん(仁の声優さん)が本当に素晴らしいです。
千葉さんのえろボイスがところどころに入り込んできては、

仁「またね」(ちょっと可愛く)とか
仁「俺より、チョコが良いの?」(えろ)とか
えろしーんでのえろ声(えろ)とか

仁(千葉さん)ファンにはたまんねえです。

BLはなし:とあるBLドラマで千葉さんが「俺は攻めヒエラルキーの一番上だ」と
言われておりましたが、喘ぎ声というかそういうシーンの声はホント素晴らしいですね!
でも、この方の真骨頂は正直受けのほうな気がします



いやしかし本当に初見さんは驚くでしょうこの映画。
一八にもっさりひげが生えてるし、やけに平八おじいちゃんとフレンドリーだし、
やたらと視聴率を気にする視聴率変態だし、開始1時間くらいは一八が普通の御曹司だ。
これ完全に別人だよね、この映画はきっとそう思わせたいのだろう。
と、最初1時間は本気でそう思ってました。

まあでも普通にかっこいいんですけどね、一八、というより一八の声!
また声優の話かよそうです、本当いい声してるんです。
知識の無い友人も「本当声は良いね、声は」と言うほど。

最近ゲームでは一八の扱いが非常にアレなので心配していましたが、
映画では重要人物っぽい感じで、ここは好感が持てました。

平八おじいちゃんに関して。
私は結構好きな顔の俳優さん(平八に似てるかどうかは別として)です。
が、友人はあまりお気に召さなかったようです。
あ、そういえば声優さんが変わっておりました。1の時の方らしいです。
特に違和感もなく、すんなりというより前からこの方なのではと思う程の良さです。
本当に惜しい方をなくした…。


そんなこんなで準おかあちゃんから仁が離れ三島に復讐する理由ができて…、
やっとストーリー開始ですよみなさん。

仁がトーナメント出場をかけてロウさんと戦うんですが、
このロウさん似せる気がまるで感じられない。
ガチでコスプレ、本当にコスプレ!俳優さんがもちっとしすぎ!
ちょっとロウさんには詳しくないので公式技が使われていたかどうかは
わからないのですが……う、うん、なんだこのガラの悪さ!
6EDでアホみたいな悪だくみしてたのが嘘の様だよ!
そして噛ませという。全国のロウさんファン…。

んでもってロウさんを皮切りにぞくぞくと登場する公式キャラたち。
しかしアンナとニーナはえろえろな役回り多いな。


さてやってまいりました、トーナメントキャラの紹介!
まずはレイヴンから。
このレイヴンだけはマジもん。これはゲームから出てきたといわれても信じる。
※ただし忍んでない。

レイヴンは好きキャラなので嬉しいっちゃうれしいですが、何故に5DRの衣装なのか。
5の衣装の方が好きですすいませんどうでもよくて。

次エディ!
すげえ危険人物みたいな説明されて穏やかじゃない感じです。
そんなことよりおでこの広さと上目遣いが気になって仕方がない。
ダンスの再現度が高めな分おでこ控え目にしてほしかった。

次はドラ!ドラグノフ!ここでドラグノフの紹介!
「やった!ドラグノフ!きゃっほーいドゥフフ」と
画面を食い入るように見つめた結果、

そこに待っていたのはグノフだった…。

まゆげがきになる。すごくまゆげがきになる。
原作そんなことないじゃん!どうしちゃったの!?
これまた軍服も安っぽい。もう少し質感をどうにかできなかったのか。
いや出演してくれるだけで十分幸せですよええ!!

その後アンナ、ニーナの紹介が普通に行われた。
が、眉グノフのダメージがでかすぎて、初回はあんまりきいてなかったですごめんよ2人とも。

次はこの映画でやけにプッシュされてるクリスティ。
宣伝の時も仁とクリスティがいちゃいちゃするみたいな情報があったくらい
やけに推されてるけど…7じゃエディと統合されるって噂が……おおう。
しかしやけに推すな、一八も「美人だ」ってにやにやしてるし。
まさか息子とらぶらぶするとは思っておるまい。

そして映画の新キャラ、ミゲル・ロボ!
いや、一八の発音のせいでロボと、どうしてもロボと聞こえてしまう。
いやいやそこじゃなくて新キャラじゃない?いやいやいやいやいやいやややや
本当に、本当――――――――に見たことないキャラに仕上がってるロボさん。
髪は短髪のさっぱりストレート、肩にすごい刺青彫ってあって、スタイルにこだわっていて、
見る人全てに好青年のイメージを与える俳優さんで上半身裸の煽り屋で自信家。

もうわけわかんねえ!!この映画最大のミスだと思うよ!!

我らが吉光様!
姿は少し前のすっきりとしたスタイルの時の感じです。ちゃんと刀も持ってます。
なかなか完成度が高いのでは?しかし声がなんだか残念な感じに。

そして最後!最後に!なんとブライアンが最後!
聞けば昨年の優勝者なんていうではありませんか!!素直にうれしい!
似てるかと聞かれるとうーん、だってちょっとおっさんすぎないかなうふふん
まあそこは細かなことだし、優勝者ってことは結構重要な位置なのでは!
これだけで期待が10倍くらいに跳ね上がってテンションが一気にハイに!
眉グノフで落ちてたのが嘘の様だよ!


で試合開始までちょっとだらだらやるわけですが、
これ筋肉フェチの方たまらんのでは?という感じに筋肉を映しまくる。
そんな中圧倒的存在感のレイヴン。本当忍ぶ気ねえなお前。


ここでスティーブが登場。
……ああ、ここで出てるんだ。と自分2回目で気づきました。
初見では一八に言われるまでスティーブがどこにいるかわかってなかったのです。
(一八が「スティーブ・フォックス」って呼ぶ所で気づいたんですよ)
見た方、これ衝撃じゃありませんでした?自分は結構衝撃でした。
まさかのスティーブって感じですよもう。
友人共々リアルでうえあえうああって叫んでしまいましたよ。


そして始まる仁の女遊び。お前、待ってろって言われただろ!!

仁「ついつま先にみとれちゃって」
クリスティ「つま先?

そりゃあそんなこと言われたら誰だってそんな顔したくなるわ。
つま先フェチなのかと一瞬思ってしまうほどのわけのわからなさ、
これだから映画の仁はやめられないへへへ



やっと始まるトーナメント、長かったなあと時計を確認すると
ま だ 3 0 分 し か 経 っ て な い 。
あれおかしいな。

ま、まあこれから楽しければそれで良いんだよ!キャラが出始めたのもここ5分くらい前の話だし!

なにげに感心したのは、対戦開始の時にちゃんとコース決定してるんですよここ。ランダムで。
あと試合終了後にリプレイ流れるんです。
試合はまあ良い感じだと思います。
もうレイヴンは忍者をやめた方がいい。「うるせえ!!」って。
そして煽り屋自信家のミゲル。ナンテコッタ。どんな設定資料集読んだんだよ…。

ああしかし仁の試合は千葉さん(仁の声優さん)が良い仕事するわ…。
ゲームでもですがやられボイスがえろいえろい。

そしてそのサイドではめちゃくちゃ仲の悪いクリスティとブライアン。
いや友好的なブライアンも嫌だけど、「サイボーグ」って言われたことにそこまで腹を立てるか、ブライアンよ。
ちくしょう慣れるとこのブライアンでもきゅるるんとこれちゃう、慣れって怖い。


そんなこんなで親子が初対面するわけですが、どうやら映画では二人は関係を知らないらしく、
一八が笑顔で「おめでとう」とか言っちゃってます。キャラでこのシーンを妄想再現すると激しく笑いがこみあげてきます。

その後仁がクリスティといちゃいちゃしている間に、一八はアイパッドみたいな機械で
仁の素性を調べて息子だとわかっちゃうのですが、それより
やけにクリスティのおしりばかりみてる仁が気になる。

そしてとうとう仁とクリスティがあばばばばbしてしまう。
それを諌めるかのように殺しに来るウィリアムズ姉妹。
しかも2対1なのに暗殺失敗してしまう姉妹。なんか扱いが酷いわ!
まあ失敗を一八が怒るんですけど、なんか太鼓のばちみたいなのを持って怒るんですよ。
いやばちじゃないんだろうけど、どう見てもあれはばちにしか見えない。

BLはなし:しかしクリスティ×仁か…なかなか良いかも。と思ったときに、クリスティが
男子化してるのが当たり前だった自分の脳内があぶない。
でも鉄拳の女の子たちは男の子化しててもなくても仁を襲えそうなほど強そうなのが良いと思います



ああ待ってたブライアン!金なんていらないっていう貴方が好き!
ご丁寧に一八がブライアンの体の説明をしてくれますが、どうやら映画では鉄拳財閥に作られたって
ことになっているようですね。まあそこはゲームとあんまり変わらないですね。
しかし一八の話す横で黙々とブロック砕いてるブライアンが愛しい。
なにやら色々とお金のかかる身体らしいですが、ゲームと同じように機械化の詳細はわかりませんでした。
ゲームでは死体改造ですが、映画ではつくられたと言っていたので…。
ブライアン大全みたいなの出してくれないかな絶対買うのに。

いよいよあのグローブがスティーブから仁に渡るわけなんですが、やっぱりこれをつけると
しまりますね。とても仁らしくなった気がします。
しかしスティーブからってのがみそですかね、このあとの展開的にも。
ああ仁かわいい

仁「(にぎにぎ、ぎゅっ)…いいね」
ああ本当に仁可愛い

うへへへと思ってるうちにとうとう一八がおじいちゃんを裏切ってしまうわけですが、
やっぱり一八はこうでなくちゃ!1のEDでおじいちゃんを盾にしたあれが一八だよ!
しかし息子を殺すために必死だなおい。でも一八さんが楽しそうで何よりです。
そしておじいちゃんに「仁は若気の至りです」と告白する一八。

そういや映画では仁のできた理由がちょっとアレですよね。
ゲームでぼかしはぐらかしをしてきたあたりをズバッときましたね。
正直ゲームの方がデビルの力がすごいって感じがして良いですが、
というか映画はえふんえふん。ゲームが一番ですね。

そういやつっこみ忘れてたんですけど、映画の鉄拳衆、頭部が剣道の面みたいになってますよね。
なんだろう、他に無かったのか。


して後半になるにつれてだんだんアララしていくストーリー。
でも後半からブライアン推しなのでそこは嬉しい限りです。

ブライアンがやっと試合かと思えばセミファイナルってどういうこっちゃい。
しかも試合が武器ありになってる。ソウルキャリバーでやれ!
いやアイテム武器にしてもブライアンて、槍相手にクサリて…!
相手は眉グノフ…もういいんだ、グノフのことはもう…。

ブライアン好きとして原作技がちょくちょく入ってるのは嬉しいです。フラヒもですが、
仁戦ではスネークも見れますしね。他にもマッパなどもろもろやってるはず。

して噛ませのグノフも終わり、この映画最高の場面がやってきます。
父さんと息子の話です↓もうこのシーンだけ10回くらいみてる怖い!
BLはなし:父親にハグしないのか」この台詞を考えた人は天才だ。若干にやにやと言うあたり俳優さんも天才だ。
飛びつく仁を寝台に押し倒して銃でぐりぐりも最高だ。このとき無駄に一八が近い近い!もうこのシーンがあるだけで見る価値ありですよこれ。
原作じゃ互いに触りたくもないみたいなオーラだしてるから、ゲームじゃ絶対できない。
だが映画、映画はやってくれた!ここからクリスティを別室に連れていくけど、別に仁を連れて行っても良かったんじゃね?とか、
色々妄想が垂れ流しですよ。余裕のある父に対し、いっぱいいっぱいの息子…やっべえ萌える!


この一八の俳優さん黒似合うなあ。というか一八に黒スーツは3TT以来?あれ4でしたっけ?
まあコスチュームや6BRのOPのせいで仁が黒で一八は白っていう印象が強い気がします。

で、いよいよファイナルの仁対ブライアン。これがリアルにあったら自分はどちらを応援するか試合が終わるまで悩むだろう。
しかし本当、ブライアンがこういう役回りで嬉しいです。見る前は名前くらいでてきてたら良いなーくらいの気持ちで見てたので、このひいきはかなーりうれしいです。
しかも強い設定というのはもう文句のつけようがない!

…と、思っていたらなんとなんとブライアンさん、弾薬を手に巻きつけ始めたじゃないですか。
いやいやいやいやなにしてるんですか。それ本気で殴ったら暴発とかしないんですか知識ないけど怖いわ!!
たしかに1Pは腰辺りに弾薬巻きまくってるけど、それ殴る用じゃないから!たぶん。

BLはなし:ちょくちょく入る一八パパのカットで、仁の苦しんでる姿をみてにやにやしてる顔が楽しそうで
こちらとしても非常に面白いです。息子の苦しむ姿がそんなにいいのかよ!生粋のドSだねお父さん!!



あとちょっとだけ続くんじゃ